音楽読みもの Kawasaki Music Magazine Vol.19

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かわさきミュージックシーン

「音楽のまち・かわさき」からデビュー Pan Pop Paradise

スチール・パンを全身で操るPan Pop Paradiseのコンサート
スチール・パンを全身で操るPan Pop Paradiseのコンサート
 カリブ海に浮かぶ島、トリニダード・トバゴ共和国生まれの打楽器「スチール・パン」を駆使するグループ「Pan Pop Paradise」が今夏、CDデビューした。メンバーは19〜23歳の男女15人、全員が洗足学園音楽大学(川崎市高津区)の学生とOBだ。アップテンポで軽快な音楽は聴く者をして体ウキウキ、心をハッピーにさせる。まだ、ちょっと珍しい楽器だが「まずは音に親しんで」と、コンサート活動を積極展開中だ。
 「Pan Pop Paradise」の母体はスチール・パンを愛する洗足音大の学生サークル。学外での演奏も活発に行なっているが、演奏を聴いた音楽プロデューサーらの誘いがあり、プロを目指す女性10人、男性5人により昨年暮れに正式結成した。
 コンサートデビューは今年3月。以来、川崎、横浜をはじめ都内、群馬、静岡などで週末を中心に週2〜3回のライブをこなす。今年8月には「中越沖地震」に見舞われた新潟で、慰問コンサートにも参加した。
 CD「パラダイス」は今年7月に発売。「世界に一つだけの花」「星に願いを」「花」など聴き慣れた曲が多い。「主婦や子どもたちにもスチール・パンの音に親しんでもらえたら」とメンバーは選曲の狙いを話す。
 スチール・パンはスチールドラムとも呼ばれ、言葉通りドラム缶からつくられるが音階を持ち、独特な響きを奏でる「二十世紀最大のアコースティック楽器」。プレーヤーは演奏するだけでなく、全身を使って喜びや感動を表現し、客と一体化した楽しいノリが魅力。「ぜひともスチール・パンのコンサートに来て、CDを聴いて、みんなハッピーになってほしい」とメンバー全員でアピール、夢はNHK「紅白歌合戦」出場だ。
 CDは全7曲。プロモーションビデオが収録されている映像DVD付きで一組2000円。主なCDショップで販売中。コンサート情報はホームページ http://www.panpop.jp/