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ミューザ川崎シンフォニーホール開館一周年を記念する「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2005」の開催が決まり、「音楽のまち・かわさき」事業は新たな段階へと踏み出した。会期は七月二十三日・八月八日までの十七日間で、ミューザ川崎シンフォニーホールの田中則之総支配人は「新たなクラシック音楽ファンを開拓したい」と話し、「創意と工夫」そして「チャレンジ」を合言葉に、多彩なクラシック音楽のコンサートを展開する。
出演するのはミューザ川崎シンフォニーホールを本拠地とする東京交響楽団をはじめ、東京都交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団の九オーケストラと十二人のマエストロ(指揮者)。
いずれも、日本を代表する首都圏の九オーケストラで、初めて「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2005」で競演が実現した。日本オーケストラ連盟の岡山尚幹常務理事は「期間を集中して首都圏のオーケストラが連日のようにコンサートを開くのは今回が初めて」といい、画期的なクラシック音楽コンサートだ。会期中は二十三のコンサートと五つの無料公開リハーサルが予定され、クラシック音楽の新しい聴き方や楽しみ方を提案する。
また、ミューザ川崎シンフォニーホールのシンボル、パイプオルガンの趣向を異にする四種類のプログラムや、アドバイザーでジャズピアニストの佐山雅弘さん、ピアニストの小川典子さんらの特別プログラムも用意され、十二分にクラシック音楽の魅力を引き出す工夫が施されている。さらに、「木之下晃写真展」(仮称)も併催され、盛りだくさんのプログラムに彩りを添える。
日本のクラシック音楽ファンは人口の約一%といわれ、ファン拡大が重要なテーマの一つ。ミューザ川崎シンフォニーホールの田中総支配人は「数年後には定年を迎える団塊の世代はちょうど、第二の人生を考えている時期です。その人々にぜひ、クラシック音楽も楽しんでもらい、ファンになってほしいですね。それがファン拡大につながります」とクラシックファンの開拓に意欲的だ。阿部孝夫市長も「来年以降も開催する予定です。夏の川崎で全市を挙げた多発的な音楽フェスティバルに結びついていくことを願っています」と期待している。
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