＜オペラの楽しみ　その5～ヴェルディを楽しむ～＞

　今なお、オペラ界の至宝として上演され続けるヴェルディの歌劇は、いずれも傑作揃いです。
ヴェルディは、ワグナーやマーラーらと同じく作品を総合芸術として捉え、演劇と音楽の完全な融合を目指したと云われています。ここでは、ヴェルディ最晩年の作品である「ファルスタッフ」から、若い頃の傑作「ナブッコ」まで年代を遡り、6作品を鑑賞してみたいと思います。