かわさき音楽イベントリポート
2022.11.19
「音楽劇 マクベス」が開催されました
出演者/リトルクラシック in Kawasakiメンバー
八木ゼミ生と出演者との集合写真
11月19日(土)、「子どもから大人まで楽しめるシェイクスピア音楽劇 マクベス」(文化庁「ARTS for future! 2」対象事業)が川崎市糀ホールで開催されました。
主催の「リトルクラシック in Kawasaki」(代表:大類朋美)は、2000年より音楽を通じた地域貢献を目指し、小学校、児童養護施設、介護福祉施設、ミュージアム等で音楽活動を展開している音楽家グループです。
今回のコンサートには、事前に高津子ども文化センターで行われた音楽ワークショップに参加した7名の小学生が、出演者と一緒に小物打楽器で演奏してくれたり、踊ってくれたり会場を盛り上げてくれました。
また、流通経済大学経営学学科の八木良太ゼミ生20名が、産学連携によるPBL(課題解決型学習)プロジェクトとして、マーケティング戦略(PR、クイズ大会やステッカー作成)を考案するとともに、当日の運営業務(音響、照明、アナウンス、受付、プログラム渡し、誘導、ステージ補助) を行いました。初めてアート・マネージメントに関わる若い方々の視点をコンサートに添えてくださいました。
公演当日、川崎市周辺の子どもたちとその保護者の方々、小学校教育関係者が訪れ、音楽演奏と劇(川崎市在住の本格派俳優Ashさんがゲスト出演)を楽しみました。終演後、来場者から「『マクベス』の内容を知らなくても、音楽演奏を通じて情景が浮かんで楽しめた」、「参加型は子どもたちに良いと思いました。」「ストーリーが現代の様々な問題と同様で、改めて考えさせられました。」「音楽で、人の感情を表していることが素晴らしいと思いました。子供の頃からこのような機会を設けていただけることは幸せなことだと思いました。孫にも一度体験させたいです。」など、好評の声が多数寄せられました。
「音楽のまち・かわさき」推進協議会をはじめ、ご協力頂いた関係者の皆様ありがとうございました。