音楽のまち・かわさき

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かわさき音楽イベントリポート

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2023年12月かわさきFM「ミュートンキャンパス」 川崎市立南生田小学校合唱団 指導 佐々木彩花先生

「音楽のまち・かわさき」の小学生に熱い思いで合唱指導に当たる先生

2023年12月のかわさきFM「ミュートンキャンパス」は、川崎市立南生田小学校合唱団 指導の佐々木彩花先生をお迎えしました。
同小学校は多摩区南生田の緑が多い閑静な住宅街にあり、生徒数989名の学校です。合唱団は3年~6年の児童30名で構成され、土曜日の午前中と水曜日の放課後に活動中で、コンクール前の夏休みは毎日練習しているとのこと。
4月の音楽集会、夏のミューザでの合唱祭、NHK合唱コンクールの他、多摩区で毎年行われる「ふれあいミュージックフェスタ」、地元のお祭りや「子どもの音楽の祭典」など発表の機会はかなりあります。

指導の佐々木先生は秋田県出身。小学4年生より金管バンド部で打楽器を、中学・高校では吹奏楽部でコントラバスを担当していましたが、山形の大学で所属した合唱団で、身体一つでどこでも演奏できる合唱に魅了されたそうです。
佐々木先生の出身地である秋田県湯沢市は、音楽が盛んなまちで、「音楽のまち・かわさき」のようになれたらいいなという思いをずっと持っていたそうですが、教員を目指した折に、川崎市で小学校の先生になるということを選択し、2018年からは南生田小学校に赴任、合唱団の指導をスタートさせました。
合唱団の特徴の一つとして、ふりを付けたり自然に身体を動かすことが大好きなので、とてもアクティブなステージになるそうです。逆に直立不動で歌う方が不得意との事。
新しく参加する子どもたちには、上級生が丁寧に手伝いながら一緒に歌うということで練習を重ねていくそうです。
レパートリーが常に10曲はあるというのも大変驚きましたが、指導法は先生自身が歌って見せ、それをまねすることで多くの曲を習得できているようです。
子どもたちに楽しんでもらいながらの指導には、先生の熱い思いを感じました。
3月には校内で卒団コンサートも予定されています。

佐々木先生が毎年テーマを決めて選曲する中、今年は動物にちなんだ曲ということで、「ふれあいミュージックフェスタ」で演奏した曲と今年のNコンの課題曲をリクエストいただきました。

M-1 きりん/作詞:まどみちお、作曲山下祐加、合唱:南生田小学校合唱団
M-2 緑の虎/作詞:廣島玲子、作曲:村松崇継、合唱:南生田小学校合唱団
実施日・会場 2023.12.04 
主催 「音楽のまち・かわさき」推進協議会